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政治の年――政治に揺れる経済 - 2012.09.19 Wed

9月も半ばが過ぎ、香港も涼しくなって少し秋を感じています。2012年もあっという間に第4四半期に入りました。

以前も述べたとおり、2012年は「政治の年」と呼ばれています。世界の主要各国で政府要人の世代交代が進んでいるわけですが、自由経済の香港は、海外の政治経済動向から直接影響を受けますので、今年は本当に大きく揺れ動いています。

特に先週の木曜日、米国連邦準備制度理事会(FRB)のQE3(量的金融援和政策)発表は大きなエポックとなりました。

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量的金融援和政策とは、市場に提供する資金を増加させて(お金をジャブジャブにして)お金が余る状態にする政策です。

景気浮揚に効果があるといわれますが、この政策もすでにリーマンショック以後は3回目となります。

毎月400億米ドルずつ住宅担保ローン債券(MBS)を買っていくというのが具体的施策ですが、1、2回目と違って期限がありません。このような「マネーを印刷する」方法は、間違いなく世界中にハイパーインフレを輸出するといえるでしょう。

香港経済の基調は、中国経済に支えられて欧米より良好ですが、香港ドルそのものは、米ドルとペッグ(=連動)していますので、米ドルの価値が下がると香港ドルの価値も下がります。

つまり、ますます物価が高くなるわけです。実際、不動産価格の代表的指数である「中原城市領先指数」をみると、過去最高値を更新しており、株市場も一気に20000ポイントの壁を越えて今は20600ポイント周辺をつけています。

金市場も1オンス1750USドル以上を突破し、2000ドルを超えるのも夢ではない状況です。

ただ、この状況はあくまでも今回のQE3を受けてもの。香港ドルと米ドルのペッグについても、もう20年間以上にわたって行われていますが、その有効性については疑問を呈する声も出てきています(それを放棄する決心をした政治家はいませんが・・・)。

また、市場の認識では、今回のQE3は「ほぼラストの打ち手」です。米国の大統領の選挙が近いこの時期に、新規QEを発表するというのも、どちらかといえば経済的な理由より、政治的な動きといえるかもしれません。


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