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大手銀行に対し訴訟 サブプライムローンをおさらい① - 2011.09.06 Tue

アメリカ合衆国がここ数日の間に大手銀行を相手に訴訟を起こす予定だと発表しました。

訴訟内容は今も爪跡が残るサブプライム問題に関するもの。
銀行は不動産ローンが不良債権になると分かっていながら投資商品として
投資家にそのローンを販売し市場を大混乱に陥れたとして、10を越える銀行が
訴えられる見通しです。

ではサブプライムとはなんでしょうか?
プライム層というのはお金を貸しても十分に返済能力のある人達を指します。
”サブ”プライムですからプライム層の次に当たる層、つまり返済能力が十分で
ない人たちのことを指します。

新システムが構築される以前までのアメリカの不動産界の構築はこのようになっていました。

subprime 1
住宅購入のためにお金を借りる人とお金を貸してモーゲージ支払いを受け取る機関という
分かりやすい構造です。

もちろん貸す方は不良債権になると痛手を負うのは自身ですからその返済能力に関して
慎重に審議してきました。
この旧システム下では誰もがマイホームを持てるというわけではありませんでした。

ブッシュ政権が台頭して新システムに入れ替わるとこの構造が複雑になります。
そこに新たな登場人物が加わるのです。

subprime 2

これは2000年以降急激に勢力を強めた投資銀行たちが一気にローンの請負を始め
住宅ローンのみならず車やクレジットカードなどのローンもひっくるめ小口証券化し
顧客である投資家に販売するようになったのです。

この悪知恵とも思われる方式を取り入れたおかげでローン会社は実際に返済能力が
あるかどうか余計な心配はしなくてよくなりました。
その返済リスクは全て投資銀行の顧客である投資家が背負ってくれるのですから。

この流れを受けアメリカでは誰でも融資を受けることが可能となりました。
マイホームを誰でも購入できるとなると無論不動産の価格はたちまち高騰し
不動産バブルを招くこととなったのです。

2-US-History-of-Home-Prices.jpg

過去に1970年と1980年代にアメリカが経験した不動産バブルは今回のそれをはるかに上回り
なんと2倍以上にもなったのです。

明日へ続く


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