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大手銀行に対し訴訟 サブプライムローンをおさらい② - 2011.09.06 Tue

歴史的不動産バブルにより価格は過去最高に達し、全ての人がそのモーゲージを支払えるはずはなく、
次々と不良債権は増えていくこととなります。

この不動産モーゲージを中心とした債権をまとめたものをCDO(債務担保証券)と呼ぶのですがこのCDOは比較的
良質とは言えない融資をまとめたものです。
投資銀行はCDOの仕組みを70年代のジャンク債という方法から学び取っていたのですが、
ジャンクとはガラクタという意味で、信用力の低いものでも量を取り込んでリスクを分散させることにより
質の高い(マシと言った方が正確でしょう)投資へと転換することができる、という論理です。
ちょうど生命保険会社の仕組みと同じように一つの保険に費やすリスクよりも全体の
バランスを考慮すると平均して保険会社が儲かるという原理と同じですね。

この論理を用いて投資銀行はリスクは投資家に負わせ自分たちは私腹を肥やしていったのです。

このCDOを販売しまくっていたのがあのリーマンブラザーズ。
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ではなぜ世界中の投資家たちが投資銀行を信用しそのガラクタの端切れを購入したのでしょうか?

そこで登場するのが格付け機関。
投資銀行とグルになっていたとされる格付け機関でビッグスリーと呼ばれるS&P、ムーディーズ、
フィッチレーティングはCDOの格付けを最高のAAAとしていました。
つまり安心して購入できる高品質の投資商品だと世界中に発信していたのです。

投資の格付けを客観的に行うのが仕事の格付け機関が揃って最高のレートを出していること、
不動産価格が鰻登りであったこと、そして世界中の投資家が購入しているポピュラーな
投資商品であったこともあり投資銀行はその販売数を伸ばしていきます。

もちろん不良債権が増えて返済が行き詰まり困ったのは投資家です。
世界中の多くの人たちが貯蓄を失う結果となりました。
ここが保険会社と違うところです。
投資はあくまでも投資。 元金保証などありません。

金融機関は大混乱に陥り、世界中が混沌とし現在でも回復しきれない爪跡を
残すこととなったのです。

hklehman.jpg  香港で行われた返金を求めるデモ

投資銀行はサブプライムローンが行き詰ることを分かっていて投資家に販売していたと
見られており(当然ですが)アメリカ合衆国が訴訟を起こすこととなりました。

告訴されると見られている銀行

バンク・オブ・アメリカ
カントリーワイド
メリルリンチ
バークレイズ
シティグループ
ゴールドマンサックス
JPモルガン 
ロイヤルバンク・スコットランド 他

過去最大とも言える市場混乱を引き起こし、世界中の経済を後退させ多くの失業者を
出した大事件ですから、どのような判決が出るのか難しいところですね。
もう既に下落傾向にあるこの銀行株ですが判決次第では・・・


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