topimage

専門家による不動産投資今後の見解 1 - 2011.10.24 Mon

多くの積立商品に起用されているファンドハウス、フランクリン・テンプレトンの不動産投資部門を
統括するウィルソン・マギー氏による今後の見解を紹介します。

マギー氏は同社の不動産投資部門のグローバルダイレクターであり、その道30年のキャリアを
持つ専門家です。

Wilson Magee - crop


近日の欧州の混沌とした状況に対しどのように感じられますか?


-幸いながら我々がビジネス展開を始めてから英国を除く欧州本土への投資比率は小さく、
この数ヶ月に起こった騒動の影響をそれほど受けず、ポジションをシフトする必要はありませんでした。

弊社ではリスクを最小に抑えるため、欧州への比率は下げていますが、欧州での
投資に関してはその多くを商業不動産を専門とする会社に投資しています。商業用不動産は
他の不動産に比べはるかに良い数字を上げています。

ユニボール・ロダムコのような欧州にフランチャイズ展開し、不動産を所有する企業があり
ユニボール・ロダムコは弊社の欧州部門の中で最も多くのウェイトを占める投資先の一つです。
この会社は、非常に功績が良く大規模でそして商業店として人気のあるショッピングモールを所有
しており、その成長は巨大な数ではないけれど着実に成長している会社です。

*ユニボール・ロダムコはアムステルダム証券取引所、そしてフランス株式市場に上場しています。

では英国不動産に関してはどのようにお考えですか?

-ロンドン中心部はとても良い動きを見せています。 特にウェスト・エンドの辺りです。
我々が投資してきた会社はスクエアフィート当たりの賃貸価格が他の市内地メインビルの賃貸価格
より、はるかに低い賃貸物件を扱う会社です。 比較してみると、ウエスト・エンド専門の会社は
平均して賃貸価格27-36ユーロ/sqftであり、市内主要ビルの平均92ユーロ/sqftよりかなり低い。

メイン市場に比べ二次市場は金融関係が圧倒的に少なく、ウェスト・エンドの賃貸収入は
ロンドン市内よりも格段に良い、そして市内より建設中の物件が少ないのです。

これは私たちの信じる経済兆候の一つでありますが、世界中どこでも同じように不動産賃貸業に
最も打撃となる傾向は供給量が激増することです。

香港のようにこれ以上ビルを建てる場所もない地域においては、長期的賃貸供給量が世界平均を
はるかに下回り、向こう5年のオフィス賃貸スペース(Aグレード)は100万スクエアフィートとなり
過去10年の180万スクエアフィートを見ても供給量が減少していることが分かります。
そして香港中心部のセントラルではわずかな数しか新規ビル建設の動きがありません。

ロンドン市内は金融市場の衰弱により賃貸需要数は減るが供給量は増えると言った悪循環が起こってくるのです。

それに比べ香港は人口も増えアジアの金融ハブとして需要は高まるのに供給を増やすことが物理的に困難
というのが現状です。

central building

明日へ続く


ホルボーン・ファイナンシャルグループ公式サイト
◆各種お問い合わせはこちらからどうぞ。


ブログランキングに参加しています。応援よろしくお願いいたします!
にほんブログ村 株ブログ オフショア投資へ 中国関連ブログランキングへ 人気ブログランキングへ

専門家による不動産投資今後の見解 2 «  | BLOG TOP |  » 今週の香港株式市場

カテゴリー

お知らせ (75)
マーケット情報 (85)
香港事情 (15)
銀行関連情報 (2)
定期ご連絡 (2)
よくあるご質問 (14)
ホルボーンについて (5)
IFAとライセンスについて (3)
各種料金について (1)
銀行口座について (1)
提携会社・グループ会社について (2)
ニュースその他 (9)
政治・経済 (6)
不動産投資情報 (2)
不動産活用術 (3)
マネーハック (4)
退職金 (1)
人民元 (1)

カレンダー

<< 06
2017
>>
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

にほんブログ村 株ブログ オフショア投資へ

中国関連ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

あわせて読みたい

QRコード

QR

RSSリンクの表示