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厳格な法規制の下に管理されるファンドラップ商品 - 2012.03.07 Wed

投資の目的は、資産を増やすことだけではありません。資産を守ること――プロテクションも大きな目的の一つとなります。むしろ投資の検討にあたっては、このプロテクションを先に考えるべきだといってもよいでしょう。

金融的なリスクをどのように軽減するかについては、われわれアドバイザーの腕の見せ所ですが、その国の法規制によって、法律的にどのようにプロテクションされているのかについても、しっかり確認しておきたいところです(この点の明確な説明も、私たちの大切な仕事です)。

さて、香港における積立投資や一括投資の場合、どのような規制によって投資家の資産が保護されているのでしょうか。今回は、われわれIFAを含む金融機関に関する法的規制をご紹介します。

まず、ファンドラップで積立投資を行う場合、香港のIFAを経由してファンドラップ提供会社(多くは欧州系の保険会社)と契約し、そのプラットフォームの中で様々な個別ファンドを組み合わせながら積み立てていきます。

つまり、かかわる金融機関としては、IFA、ファンドラップ提供会社(保険会社)、個別ファンドの運営・管理会社という3者が存在することになります。

まず、IFAである私たちは、香港金融当局が発行するライセンスを取得し、その規定を遵守しなければなりません。当社では、保険業者としてのライセンスに加え、証券投資アドバイスライセンス(No.4)、企業ファイナンスに関するライセンス(No.6)、そして資産管理等に関するライセンス(No.9)を保有していますが、こうしたライセンスを取得するためには、最高責任者の財務状況はもちろん、個人的な経歴や評判、金融市場に対する理解度など含めて厳しくチェックされます。

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次に、ファンドラップ提供会社(保険会社)についても、香港金融当局が発行するライセンスの保有が義務づけられています。

長期保険を運営する保険会社については、多額の補償準備金の計上が求められていますし、香港における営業活動で発生する債務(=顧客に支払う可能性がある保険金)のトータル額から見て、その80%に相当する資産は香港に置くことが規定されています。

万が一、支払い保険金が不足する場合には、その資産で賄うことになります。香港保険監査局の権限は大きく、保険会社に不払いなど問題がある場合には、その業務遂行に強力に干渉していくことになっています。

個別ファンドの運営・管理会社も、香港金融当局の規制対象です。当局に承認されているファンドの場合、専門の運営会社と信託者(管理会社)がそれぞれ必要となり、ファンドの資産自体は信託者に預託され、保管されますから、たとえファンドマネージャーであっても、その資産を勝手に動かすことはできません。

通常、信託者は大手の信託銀行、もしくは信託免許を持つ大手銀行が担うため、こちらも専門の厳格なライセンスのもとに運営されることになります。

このように、香港金融当局に承認されたファンドラップについては、それぞれの関係会社がすべて厳格な法規制のもとに取り扱っています。投資にあたっては、こうしたプロテクションの内容について、十二分に確認しておくことが欠かせません。


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