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香港で不動産投資+積立投資が流行っている理由 - 2012.04.25 Wed

今回は、最近の香港でニーズの高い不動産投資の手法をご紹介しましょう。

これまで何度か触れたとおり、香港では「インフレ」の問題が小さくありません。そして物価の上昇に賃金が追いつかないケースが多く、それなりに所得のある人々は様々な自助努力を行なっています。

今回ご紹介する手法も、そうした流れの中で生み出されてきたものであり、香港の投資リテラシーの高い人々の間では、かなりポピュラーといえる不動産投資の活用術です。

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不動産投資にあたっては、まずそれなりの資金が必要になるというのが常識ですが、この手法では「不動産の現在価格の半分程度の自己資金」があれば問題ありません。

例えば、価格100万香港ドル(約1000万円)の物件を購入する場合、自己資金は50万香港ドル、残りの50万香港ドルは銀行ローンを活用します。銀行ローンについては、また別途詳しくご説明しますが、きちんとした手順さえ踏めば意外に簡単に利用することが可能です。

ローンの支払い原資は、もちろん家賃収入です。香港の住宅事情は恒常的に需要過多であり、よほど下手を打たなければ、家賃>ローン返済額という状態を維持できます。

当然、家賃とローン返済額の差が大きければ大きいほど収益も大きくなりますので、常に高い家賃収入が見込める、そして空室リスクのない地域の物件を選ぶことが重要になりますが、この点は当社でも専門のアドバイス体制を十分に用意しております。

さて、ここまでであれば、通常の不動産投資と変わらないのですが、香港で資産形成を本気で狙う方々は、家賃>ローン返済額から得た収益を、積立投資に回していきます。

例えば、20年ローンを組んでいる場合、合わせて20年の積立投資を行います。毎月の収益額が3,000香港ドル(約3万円)であれば、毎月3,000香港ドルの積立投資を行なっていくわけです。

積立投資による資産形成は、インフレリスクも大幅にヘッジします。運用結果はそのときどきの経済情勢にもよりますが、20年間という長期間で継続に積立を行なっていくという前提であれば、(最低でも)インフレによる物価上昇分程度の利回りは確保できるでしょう。

3,000香港ドル×12ヶ月×20年であれば、投資元本は72万香港ドル(約720万円)ですが、仮に年間8%(中国の成長率と同じ)で回ったとすれば、約160万香港ドルになります。

つまり、上記の不動産投資+積立投資を行なった場合、20年後には残債0の物件がひとつ手に入るうえに、160万香港ドルの現金資産を築くことができるわけです。

それに対する投資金額は、たったの50万香港ドル。もちろん、これを成功させるためには、具体的に様々なポイントがあるのですが、香港の富裕層と言われる人たちは、基本的にこれに類する手法を駆使しています。

次回は、もう少し具体的な数値で、この投資手法の詳細をご紹介します。


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