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注目の「広州交易会」の成約金額が示す、中国経済の大きな変化 - 2012.05.07 Mon

いまや世界経済を文字どおり「牽引」している中国ですが、じつは構造的に大きなターニングポイントを迎えているのも事実です。

かつて「世界の工場」と呼ばれ、GDPの柱となってきた輸出業は、今や減速局面に突入しています。そして先日、中国輸出業の「バロメーター」として知られる展示会“広州交易会”が開催されたのですが、その売り上げはやはり「減少」という結果になりました。

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今回の広州交易会における成約金額は、約360億米ドル。金額的には非常に大きい数字ですが、去年に比べると2.3%弱も成約金額を落としてしまったのです。

欧州から来るバイヤーが目立って減ってしまい(マイナス15.5%)、成約金額も5.6%の減少。さらにアメリカとの契約金額も8.1%減と大きく下げることになりました。

一方、ブラジル、ロシア、インドといった他のBRICs諸国は4.1%のプラスに転じており、またアフリカ諸国との成約金額は、13.5%も向上しました。これまで中国の輸出産業は、欧米や日本の需要に支えられていましたが、これからは新興国との関係も見逃せなくなったといえるでしょう。

全体として成約金額が落ちた原因としては、欧米市場の不振、中国製品のコストアップ、東南アジアなど新興市場の競争力が増してきたことがなどが挙げられます。

いずれにせよ、こうした海外貿易の不振により、中国のGDP成長目標が8%から7.5%となりました。「8%という数字を確保する」ということは、以前からの大きな目標でしたので、0.5%とはいえ、目標未達の影響は小さくありません。

確かに政策の基本ポリシーも、近年は「輸出業から国内需要市場の拡大へ」ということが大きなテーマになっていましたが、実際にこうした地殻変動が起こってくると、中国マーケットへの投資については、その戦略を基本的な部分から見直す必要がありそうです。


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