topimage

香港の不動産価格は簡単には下がらない!? - 2012.07.23 Mon

依然として高い価格で推移している香港不動産市場ですが、ついに以前の不動産バブル崩壊時の価格を突破しました。

もちろん、投資家の間では「既にピークを迎えているのでは?」という意見も少なくありません。しかし、この考え方は、もしかしたら香港不動産市場に構造について何らかの「認識不足」があるのかもしれません。

WS000999.jpg

まず、土地の少ない(=貴重な)香港では、土地を売ること自体、政府のメイン収入の一つとなっています。

最近の土地販売価格は、既に中古不動産の価値を上回っており、それを入札して取得する不動産建設会社は、土地のコストが高いことから、完成物件を基本的に安く売ることができないのです。

また、物件供給の面から見ると、公用住宅の供給は長期的に不足していますし、一般用住宅の供給についても、近年は中国本土の投資家が購入サイドとして存在感を見せており、香港の一般人になかなか物件が行き渡らないというのが実情です。

その結果、今の香港市内の不動産価格は、平均的に1平米あたり6万-8万香港ドル(約60万~80万円)となっており、50平米程度の家でも、300万香港ドル(約3000万円)くらいの値が簡単についてしまいます。

こうした背景から、もっと小さい家や“劏房”という問題が発生しています。劏房というのは、普通の部屋を2つ以上の小部屋に分けて、違う人々がシェアして借りるというものです。

劏房の部屋面積は、実際10平米や20平米程度のものですが、こうした住環境になってきていること自体、先進国といえる香港では、やはり少し異常な現象といえるでしょう。

さて、こうした特殊な不動産事情がある以上、その価格が大きく下がる、というのは実はあまり現実的ではありません。

さらに、昨今の金融市場の不振などの影響もあいまって、家賃収入のある現物不動産については、まだまだ投資家の興味は強いというのが実情といえそうです。

実際、香港の不動産に投資する方法は数多く、不動産発展会社の株式購入や、不動産ファンド(リート)、香港不動産を投資対象を組み入れているファンドを利用するといった選択肢もあります。こうした幅広いチャネルから、まだまだ資金が流れ込む可能性がないとはいえないでしょう。


ホルボーン・ファイナンシャルグループ公式サイト
◆各種お問い合わせはこちらからどうぞ。


ブログランキングに参加しています。応援よろしくお願いいたします!
にほんブログ村 株ブログ オフショア投資へ 中国関連ブログランキングへ 人気ブログランキングへ

白熱するロンドン・オリンピックの影で・・・ «  | BLOG TOP |  » 「人民元オフショアセンター」として高まる“香港”の存在感

カテゴリー

お知らせ (75)
マーケット情報 (85)
香港事情 (15)
銀行関連情報 (2)
定期ご連絡 (2)
よくあるご質問 (14)
ホルボーンについて (5)
IFAとライセンスについて (3)
各種料金について (1)
銀行口座について (1)
提携会社・グループ会社について (2)
ニュースその他 (9)
政治・経済 (6)
不動産投資情報 (2)
不動産活用術 (3)
マネーハック (4)
退職金 (1)
人民元 (1)

カレンダー

<< 08
2017
>>
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

最新記事

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

にほんブログ村 株ブログ オフショア投資へ

中国関連ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

あわせて読みたい

QRコード

QR

RSSリンクの表示