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市場レポート 2013年10月7日 - 2013.10.15 Tue

市場レポート 2013年10月7日

• 米議会は期限内に暫定予算案をめぐる合意に至れず、10月1日、政府機関の一部が閉鎖された。

• 現在、投資家の不安心理を測るS&Pボラティリティ・インデックスは、過去最高水準をつけた2011年夏(債務上限の引き上げ協議が難航し、S&Pが米国債の格付けを引き下げたことを受け、同指数は40を上回った)の約3分の1程度に過ぎず、前回米政府機関が閉鎖された1995年12月-96年1月当時の水準に近い。
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• 日本銀行による企業短観経済観測調査(短観、9月調査)では、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス12と、6月の前回調査から8ポイント増と予想を上回る改善となった。ブルームバーグの事前調査ではプラス7が予想されていた。短観の結果を踏まえ、安倍晋三首相は、来年4月から予定通り消費税率を現行の5%から8%へ引き上げると表明、また、増税に伴う景気腰折れを回避するための経済対策を12月上旬までにまとめる方針を示した。
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• 前回、日本の消費税率が引き上げられたのは1997年4月で、その直後の4-6月期(第2四半期)は実質GDPが前期の年率プラス3%から一気に年率ベースでマイナス3.7%まで落ち込んだ。しかし、1997年はアジア通貨危機でアジア経済が混迷した上、当時の日本政府は現在のような景気刺激策や財政政策を実施しておらず、金融環境は現在のように緩和的ではなかった。異次元金融緩和や安倍首相が今後打ち出す経済対策を踏まえると、今回の消費税率引き上げでは、1997年のように大きなマイナスの影響が起こる可能性は低いと思われる。
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結論:

• 米債務上限引き上げ問題をめぐる論争は投資家の間ですでに茶番劇化しており、S&Pが米国債の格付けを引き下げた2011年夏に比べて、金融市場の反応は冷静である。


• 日本銀行の企業短観経済観測調査(短観、9月調査)は、大企業・製造業の景況感が約6年ぶりの高水準となった。


• 日本の経済成長についてブルームバーグが行った調査では、消費税率引き上げ後の2014年4-6月期(第2四半期)に年率ベースで4.5%減となり、7-9月期(第3四半期)にはプラス成長に回復すると予想している。



Market update on 07 Oct 2013

• On Tuesday 1 Oct., the US government was forced into a partial shutdown due to the failure by Congress to renew the federal budget on Monday.


• As the S&P volatility index shows, the level of volatility in the market currently is only around one third of the highest level seen in 2011 and relatively at the same level seen during 1995 and 1996 in the last government shutdown.

• The Japan Tankan business conditions large enterprises manufacturing index in 3Q came much better than expected at a level of 12, against expectation of 7 and up from 4 in 2Q.Following the announcement of the data, Abe decided to go ahead with the sales tax hike as planned starting next April (from 5% to 8%), accompanied by a package of fiscal stimulus including public spending to be compiled in early December.

• Looking back into the history of Japan, the latest sales tax hike came in April 1997, when the economic growth fell by 6.6% in following three months back then. But the differences are that the 1997 sales hike coincided with the 1997 Asian financial crisis and that it came with a withdrawal of stimulus measures back then.


Conclusion

• Actually the investors has already seen similar event of threatening a default in the summer of 2011 with a downgrade from S&P, so they’ve just got accustomed to it and not felt so scary this time around.

• The big manufactures’ sentiment in Japan has risen to its highest level in almost 6 years.

• It is expected that the Japan economy will contract in the first three months after the hike next April by an annualized 4.5% before returning to growth.






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