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株式市場 QE3が回復を呼ぶ - 2011.08.10 Wed

世界的に混乱した株式市場。

昨日は日経平均が8000円台に突入するほどの下落を見せ、マーケットがオープンした瞬間は
血の気が引いていくような気分でした。

緊急で召集された主要国によるG7でしたが投資家の注意を引くほどの効果は見えず
これでもだめかという空気に一層引っ張られたようにも見えました。

NYex.jpg

さてその混沌とした状況を一転する事件がありました。
株式市場が世界的に跳ね返る上昇を見せました。
現時点では(この記事を書いている時間)、こちら香港でマーケットが開いたばかりですので
どれくらい跳ね返るか分かりません、がかなりの%を持ち直すものと見ています。

その引き金となったのが”QE3”。
QE3とはすごく簡単に言うとお金を刷って市場に投入しましょう、という政策なのですが
借金を増やしたばかりのアメリカが支出を削減しましょうという姿勢からこの市場パニック
が起こったのは先日もお伝えしましたね。
この不安材料を低減するべくお金を市場に流出させ消費を助けようというのが狙いです。

それに加えFRBが低金利策に動き出しました。
2013年半ばまで、ほぼ2年間は金利を上げないでおこうという趣旨ですね。
金利が上がってしまうとお金が保守的に債権などとして保有され、市場にお金が
回らなくなったり、金利が高いから不動産も売れない(一般の人が買えない)、雇用を含めた
企業の投資が減ってしまう、という不景気を呼び込んでしまうからです。

QE3は今すぐに行われるというものではなく昨夜アジアが眠っている頃にアメリカの
FRB(アメリカの中央銀行)、バーナンキ議長がQE3を行うことも”検討中”と示唆したことが
市場に楽観的なムードを与え一時的回復を促しました。
以前よりQE3の存在は注目されていましたがここへ来てもっと現実的になってきましたね。

それにしてもFRBの動きで世界中のマーケットが大きく動くなんて物凄いインパクトです。

FRBは政治と独立した機関であることは良く知られていますが今回は議長も
多くの反対を押し切ってQE3に動いておりまして、反対勢力はFRBの動きをスローダウン
させるのではという懸念もあります。

更に、昨年よりQE2で6000億ドルの投入を実施した後にコモディティ価格が上昇しインフレを助長させたという
見方もあり、その後のインフレを懸念する声も少なくありません。

Ben Bernake

マーケットは一時的には回復を見せていますが米国債問題を筆頭にヨーロッパ問題も安定したわけでは
なく問題が消えてなくなるはずもありませんから今後より大きな混乱を引き起こさない
ためにも慎重な行動が必要となります。

こちら香港にいるとマーケットが下落しても必ず戻るという気がしてなりません。
アメリカ、ヨーロッパの影響は受けるものの、投資家の投資意欲とお金の循環は
まだまだ好調という感じを受けます。
アジアにおいては本当に実力のある企業そして国がどんどん勢いを増して行くように思います。


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